歴史

ユダヤ人を感動させた日本の心!?

2024年04月16日 / 6903

あなたは、日本人の生き方に
深く感動したユダヤ人がいたことを知っていますか?

日露戦争でロシア軍として戦ったユダヤ人

彼はヨセフ・トルンペルドールという名の、
ロシアに住むユダヤ人でした。

しかしロシアでは、
ユダヤ人への迫害がひどくなっていました。

トルンペルドールは
「ロシアのために戦えば、
少しはユダヤ人のことを認めてくれるのでは…」
という思いで、日露戦争でロシア軍に従軍します。


そして、日本・ロシア両軍が
激しい戦闘を繰り広げた旅順要塞で
日本軍と戦いますが、
そこで彼は、片腕をなくしてしまうのです。

さらに旅順要塞は日本の手に落ち、
トルンぺルドール自身は
日本軍の捕虜となってしまいます。

日本軍の捕虜となったトルンペルドールは、
大阪にあった捕虜収容所に収容されます。


ロシアで酷い扱いを受けていた彼は
「ここではどんな目に遭うんだ…」と
不安で胸がいっぱいでした。

トルンペルドールの人生を決めた言葉とは?

しかし、収容所では強制労働はなく、
美味しいご飯が提供されました。

これがユダヤ人トルンペルドールに
衝撃を与えました。

敵の捕虜であっても、
親切に接する日本人の徳の高さに、
トルンペルドールは心の底から
感銘を受けるのです。


ある時、トルンペルドールは
日本兵に、覚えたての日本語で
「どうしてこれほどまでに日本は強いのですか?」と聞きました。

すると、その日本兵の答えは
「祖国のために命を使う程名誉なことはありませんから。」
と答えたのです。

この一言が、
トルンぺルドールの人生を決めました。
彼は「ユダヤ人のための国を作る!」
と決意します。


その後、ユダヤ人国家の建設に
その生涯を捧げることになるのです。


海外にも感動を与える日本人のあり方、
こうして先人たちの生き方を知ると、
何故か自信がみなぎり、
日々の生活の苦楽も楽しめる
強さをもらえますよね。

それは、私たちが魂から日本人だからに
違いありません。