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謎に満ちた ツクヨミのヤバすぎる正体

2023年11月23日 / 17836

こんにちは。
日本の神々編集部です。

今回は、謎多き月の神 月読命(つくよみのみこと)の正体を暴露します。
ぜひ最後まで読んでいただき、ツクヨミの真の正体を目撃してください!!

謎に満ちた ツクヨミのヤバすぎる正体 -目次-

ツクヨミ誕生物語

まずはツクヨミ誕生の物語から・・・

イザナギは、イザナミを迎えに死者の世界へ行きますが、
恐ろしい姿になっていたイザナミを見て、地上に逃げ帰ります。

イザナギが「ひどい国に行っていた・・・」と禊(みそぎ)をして
黄泉の穢れを清めると、

アマテラス・ツクヨミ・スサノオ
という尊い神様たちが生まれたのです。

アマテラスは天上の世界(昼)
ツクヨミも天上の世界(夜)
スサノオは地上の世界
を治めるという役割が与えられました。

古事記ではこれ以降、ツクヨミは出てこなくなりますが
日本書紀では次のエピソードが残されています。

ツクヨミ日本書紀エピソード

ツクヨミはある時、保食神(うけもちのかみ)という
食べ物を司る神のところに食事に行きました。

しかし出されたお皿は空っぽで、
ツクヨミが不思議に思っていると・・・

なんと保食神は、皿の上に食べ物を吐き出したではありませんか!?
それを見たツクヨミは大激怒!!
「こんな汚いもの、食べられるわけないだろうが!」

そしてツクヨミは、保食神を殺してしまいます。
するとその亡き骸から、カイコや稲などができたそうです。


あれ?
これって、どこかで聞いた話ではないですか?

実はこれ、古事記ではスサノオのエピソードとして紹介されているのです。
つまりスサノオとツクヨミは同じ神様ではないか?!
という考察もできるのです。

粟国造粟飯原氏系図には、
スサノオとツクヨミが同じということが書かれてあったり
ツクヨミはユダヤ(古代イスラエル)に行っていたから
記述が少ないという話があったり・・・

ツクヨミっていろいろと深堀のしがいがある、興味深い神様ですよね。