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神社好き必見!手水(ちょうず)の秘密

2023年11月23日 / 20529

こんにちは。
日本の神々編集部です。

よく神社に上がられるあなたなら、「手水舎」(ちょうずや)で
身を清めてから参拝するのは当然のマナーだと思いますが
手水で身を清める行為の起源をご存知でしょうか?

今回は、手水の起源を紐解いていきたいと思います。

イザナギとイザナミ

話は、古事記の最初の主人公、イザナギとイザナミにまで遡ります。

2人は国生みと神生みを協力して行うのですが、
イザナミは火の神カグツチを産んだ際に大火傷を負ってしまい、
遂には亡くなってしまいます。

「イザナミがいない生活なんて耐えられない」
イザナギは悲しみのどん底で、とんでもない結論を出してしまいます。

「そうだ、黄泉の国に行こう」
(黄泉:イザナミのいる死後の世界)

イザナギは、黄泉の国につくと
「イザナミ〜、一緒に帰ろう」と呼びかけます。

イザナミは「黄泉の国の神に交渉してくるので待ってて。
だけど、私の姿は見ないで・・・」と答えたのですが

イザナギは我慢できず、イザナミの姿を見てしまいます。
なんとその身体にはウジ虫だらけ。

「うわぁ〜、バケモノ~~」と逃げ出すイザナギ。

イザナミはそれを知り、
「見るなつったやろうが!」とイザナギを追いかけます。

命からがら逃げ切ることができたイザナギ。
「なんて汚いところにいたんだ」と、
身体を清めるため、川に入ったのです。

これが手水の起源です!

ぜひこのエピソードを知った上で、手水をされてみてくださいね。