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『海賊と呼ばれた男』モデル出光佐三の神エピソード

2023年11月23日 / 17899

こんにちは。
日本の神々編集部です。

たくさんのご要望をいただいていたにも関わらず
大変長らくお待たせしてしまいました。
ようやく出光佐三と宗像神社ついてのエピソードがお話しできます!!

『海賊と呼ばれた男』モデル出光佐三の神エピソード -目次-

出光佐三と出光商店

あなたは『海賊と呼ばれた男』のモデル出光佐三が、
宗像大社を厚く信仰していたことを、知っていましたか?

出光佐三氏は、現在の宗像市赤間の生まれで
幼い頃から生涯を通じて、宗像大社を信仰し続けました。


彼は神戸工商(現在の神戸大学の前身)に進学して後に、出光商店を立ち上げ
国内、後には満州を中心に石油の小売業を行いました。

しかし日本は第二次世界大戦に敗北して、海外の植民地を全て没収され
これにより出光商店は、
取引先のほぼすべてを失うという大打撃を受けてしまうのです。

このとき出光商店の社員は「絶望的過ぎる・・・」と思うも、
出光佐三は「馘首(かくしゅ・解雇のこと)はならん!」と宣言。
1人の人間も解雇せず「日本は必ず復活する!ただちに建設にかかれ!」
と号令を下します。

この時彼は、どうしても無理な状況になったら
「社員のみんなで乞食をしよう」と思っていたそうです。

(※だけど馘首はならんと言われて一番困ったのは、身近な幹部だったとか)

しかし石油がなければ出光商店は商売ができない・・・
アメリカは終戦後も、日本を警戒し石油の輸入の規制を続けていました。

宗像三女神のご加護!?

そんな中「イランには石油が大量にあるも、
イギリスが不当な安い価格で独占してイランが苦しんでいる」
という情報が入ります。

「イラン石油を買うぞ!」

出光商店は日章丸というタンカーを所有しており
出光佐三はそれにイランの石油を載せるという決断を下します。

しかし、その当時イランの石油を独占しようと考えていたイギリスは
「イラン石油を買いに来たタンカーは撃沈する」と
国際社会に表明していました。

それでも出光氏と社員たち、そして日章丸の船員たちは
「必ずアバダン(イランの首都)から石油を持ち帰ってきます!」
と日本を出航するのでした。

そして遂に、世界第2位の海軍力を誇るイギリスの海上封鎖を突破して
無事に日本に石油がもたらされたのです!

この石油が、高度経済成長の呼び水となったとする研究もあります。

この奇跡、出光商店の無傷による成果は、
「宗像大社」に祀られる宗像三女神が、
日章丸を守ったからではないでしょうか?

出光佐三は生涯を通じて宗像大社を信仰し続けましたし
宗像三女神の主なご利益は「航海の安全」ですからね。

あなたはどう思いますか?