歴史

アマテラスはどうして誕生したのか?!

2024年01月04日 / 13056

こんにちは。
日本の神々編集部です。

あなたは
「アマテラスがなぜ誕生したのか?」
その真実をご存知ですか?


天照大神が生まれる前、
その生みの親であるイザナギは
心も身体もボロボロの状態でした。

火の神カグツチを生んだことで
愛する妻イザナミがこの世を去ってしまい、
なんとイザナギは彼女に会うため
死者の国に向かうのですが…

そこでイザナミの「絶対に見るな」という言葉に反し
イザナギは、見てしまうのです。

変わり果てた、恐ろしい妻の姿を。。

アマテラスはどうして誕生したのか?! -目次-

イザナギが心身ともにボロボロだったのは・・・

「ひい!」と声を上げたイザナギに
「見たな~!」と怒るイザナミ。

イザナギはその場を逃げ出し、
イザナミは「逃がさない!」と追いかけてきます。


命からがら死者の国を逃げ出し、
地上に戻ってきたイザナギ。

そしてイザナギとイザナミは別れることになりました。


イザナギが心身ともにボロボロだったのには、
このようなわけがあったのです。

なぜこの状況の後で、イザナギは
「最後にこんな素晴らしい子どもたちを産めた」
のでしょうか?


イザナギは、すべての持っていた物すべてを捨て去り、
池に入ると…

まず住吉三神が生まれ、
池から出て目と鼻を洗うと、
アマテラス・ツクヨミ・スサノオが生まれたのです。

この禊によって、イザナギはイザナミを愛していたことに
改めて気づきます。

そして、イザナミを拒絶した自分を許すことで
イザナギの中にある「陰」と「陽」が完全に統合されたのです。

つまりこれは、イザナギの精神的な成長によって、
記紀神話の主役、天照・須佐男・月読が生まれたシーンだと言えるのです。