「お父さん」の語源
まずは「お父さん」から見ていきましょう。
お父さんの「とう」という部分は、大和言葉の「尊し、貴し」という意味であり、
そこに敬語と敬称の「お」と「さん」がついて「お父さん」となったそうです。
また、「とう」は日本の古くからの数え方である『ひい、ふう、・・・この、とお』と同じ発音であり、この『とお』という数字には満ち足りている様子を表しているとされ、心身ともに統合された尊い人のことを「おとうさん」と呼んでいるという説もあるのです。
「お母さん」の語源
次に「お母さん」ですが、
お母さんの「か」は、大和言葉で「火、日」という意味で、カっと熱く輝く様子を指しています。
そしていつもカッと熱く輝いているものといえば、太陽の光。
つまり、お母さんは太陽の光のように家を明るく照らすという一面がある、ということなんです。
お母さんの「あ」は大和言葉の「生まれ」(あれ)から取られたとされ、
これは、母の命がけの愛(あい)によって命が誕生する、という意味があるのです。
素敵な5文字
お父さんは、心身ともに統合された、家族を守る尊い存在である。
お母さんは、太陽のように明るく輝き、子供に命を与える存在である。
これが五文字の中に散りばめられているなんて、素敵じゃないですか?
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