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復縁を願う神社❣️あなたとまた逢いたいツインレイ
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日本で貝殻を拾って生活していたユダヤ人青年が世界一の石油王に!?

2024年09月18日 / 90

灯油ビジネスへのシフト、そして世界への飛躍

サミュエル商会は最初、貝殻や日本製雑貨の輸出を主軸にしていましたが、やがて彼は灯油の可能性に目をつけます。当時、灯油は照明用の燃料として需要が高まり始めていました。サミュエルは大胆にも、この市場に進出することを決断。石油を大量に輸送するため、タンカーを開発し、世界初の石油タンカーを作り上げました。興味深いことに、そのタンカーの一隻一隻には、彼が湘南の海辺で拾った貝をモチーフにしたシンボルマークがつけられていたのです。

彼の会社はその後、ボルネオの油田開発に成功し、大きな利益を上げるようになります。そして、さらに大きな一歩として、オランダのロイヤルダッチ社と合併し、ロイヤルダッチシェルグループが誕生しました。この会社こそ、現在世界中で見かける「シェル石油」です。

ガソリンスタンドのシンボルが語る物語

今日、世界中に展開するシェル石油のガソリンスタンドで目にする「貝殻」のマーク。その背後には、湘南の海で貝を拾い、一攫千金を夢見た若きマーカス・サミュエルの物語が隠されています。彼は後に、「私はいつも貧しいユダヤ人の少年として、日本の海岸で一人貝を拾った過去を忘れない。それが私を億万長者にしてくれたのだから」と語っています。

ユダヤ人というと、金融業や商業で成功したイメージが強いかもしれません。しかし、マーカス・サミュエルの成功は、知恵と勇気によって、まったく新しいビジネスモデルを生み出した点にあります。彼は金融の世界ではなく、石油というエネルギー産業で成功を収めたのです。

片道切符が切り開いた運命

18歳の若者が、片道切符で異国に飛び込み、貝を拾うことでビジネスのチャンスを見出す――これほど大胆な生き方があるでしょうか?しかも彼は11人兄弟の中で、特に優れた頭脳と行動力を持っていたため、父親に信頼されていたのです。まさに「かわいい子には旅をさせよ」という言葉を体現したユダヤ人家族の一つの物語です。

ユダヤ人は古くから旅の民族として知られていますが、その旅によって彼らは様々な知識や経験を吸収し、世界中で活躍してきました。マーカス・サミュエルの物語も、その一例です。彼の冒険心とビジネスセンスは、現代に生きる私たちにも多くの示唆を与えてくれるでしょう。


最後まで読んでくださったあなたへ

今回のお話はいかがだったでしょう?

YouTubet「土岐総一郎の偏見聞録~オトナの裏教養~」でもお話しています。

動画内では当時の横浜の様子や、実際の貝殻の商品の画像もご紹介していますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。

https://youtu.be/9m0PGi1HECQ?si=2WPhi7PElIafwB4Q


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