今さら聞けない…お伊勢さん誕生物語
アマテラスの子孫である神武天皇は、 奈良県の橿原宮(かしはらのみや)で即位しますよね。 なのでアマテラスも最初は奈良県に祀られていました。 しかし崇神天皇の時代に 「皇居の中でアマテラス様をお祀りするなんて畏れ多い・・・」 と崇神天皇が考えたことで、 斎王(いつきのみこ)だった豊鋤入姫(とよすきいりびめ)に アマテラスの移動を命じます。 斎王とは、天皇家の守護神に仕えるトップクラスの巫女さんです。 斎王は、皇族の中から未婚女性が選ばれていたそうです。 豊鋤入姫は、アマテラスを祀るための場所を転々とするも なかなかいい場所が見つかりません。 斎王が豊鋤入姫から倭姫命(やまとひめのみこと)に受け継がれた 垂仁天皇の時代に、その時が訪れます。 倭姫命が三重県の五十鈴川(いすずがわ)に来た時に・・・ 「ここに我を祀れ」とアマテラスの神託を受け ここにお宮を作ることになったのです。 それこそが「伊勢神宮」