『海賊と呼ばれた男』モデル出光佐三の神エピソード
あなたは『海賊と呼ばれた男』のモデル出光佐三が、 宗像大社を厚く信仰していたことを、知っていましたか? 出光佐三氏は、現在の宗像市赤間の生まれで 幼い頃から生涯を通じて、宗像大社を信仰し続けました。 彼は神戸工商(現在の神戸大学の前身)に進学して後に、出光商店を立ち上げ 国内、後には満州を中心に石油の小売業を行いました。 しかし日本は第二次世界大戦に敗北して、海外の植民地を全て没収され これにより出光商店は、 取引先のほぼすべてを失うという大打撃を受けてしまうのです。 このとき出光商店の社員は「絶望的過ぎる・・・」と思うも、 出光佐三は「馘首(かくしゅ・解雇のこと)はならん!」と宣言。 1人の人間も解雇せず「日本は必ず復活する!ただちに建設にかかれ!」 と号令を下します。 この時彼は、どうしても無理な状況になったら 「社員のみんなで乞食をしよう」と思っていたそうです。 (※だけど馘首はならんと言われて一番困ったのは、身近な幹部だったとか) しかし石油がなければ出光商店は商売ができない・・・ アメリカは終戦後も、日本を警戒し石油の輸入の規制を続けていました。