上賀茂神社の起源とは!?
御子神が生まれたことで、玉依姫の父である賀茂建角身命は、大喜びして一族総出で七日七夜の大宴会を行います。
そして賀茂建角身命は、生まれた御子神に対して
「あなたの父であると思う神に盃をすすめよ」と言うと・・・
なんと御子神は、盃を天に投げ、雷のように屋根を破って天上に帰ってしまったのです。
その後、賀茂建角身命と玉依姫が
「再び御子に会いたい…」と願っていると、
玉依姫の夢に御子神が現れてこう言ったのです。
「私に会いたいのなら、立派かつ厳かな神迎えの祭をすれば会いに行きますよ」
そこで実際そのようにすると、御子神は立派に成人した姿で、神として神山に降臨したとされています。
そしてその祭が、上賀茂神社の起源とされているのです。